あくしょん!

ちゅうにびょうてきなあれ

【陰キャ先生】大掃除の話【No.8】

そろそろ大掃除の話が会議で出る頃ではないでしょうか?

大掃除?みんなで掃除するだけでしょ!

なーんて考えている人、甘い!

大掃除には魔物が棲んでいるのです。きをつけましょう…

今回はノウハウ等等についてお話ししていきます

掃除は子どもがしない学校? シランガナ

 

①汚れの元を排除しましょう

机、椅子の足にゴミや汚れが付いていたら…

動かしたときに汚れが床について二度手間になります

先にゴシゴシしておきましょう

 

②教室を面で考える

全面、廊下側、窓側、背面、床

別々にわけて見る視点を持てばok

普段考えないようなところに汚れや埃は潜んでいます

子どもたちと一緒に、どんなところに汚れがたまるかを考えるのもいいかもね

教室の壁の小さなでっぱりやら、ドア上の窓付近やら、黒板の上やら、掃除用具ロッカーの出っ張り

いろんなところに潜んでいるので忘れずに掃除しましょう

 

③床磨き

スポンジでこすれ

 

④ワックスがけ

何度もワックスで拭けばいいわけじゃありません

乾いてない上からまたホイホイふいちゃうと、それは二度がけではなくぐちゃぐちゃにしてるのと同じです

ちなみに、私は適当にちょっとずつワックスをまいて、雑巾二、三枚を古いモップにつけてワッシャワッシャふきまくってます。

あ、夢の世界の話ですよ^^v

 

⑤「ワックス乾くまで外であそんでおいで〜」

諸刃の剣だということを把握した上で指示してください

みてないところで怪我されたら云々いわれてもしりませんよ

私は遊ばせてますけど、もちろん夢の世界の話なのであぶなくはありません

 

⑥役割の設定

一番最初にかくべきだった…入れ替えめんどくさいから6番目でいいや

慣れないうちは、やるべき仕事をしっかり割り振りましょう

しょーもないケンカがおきてしまうと面倒ですよ

子どもたちが育っているのなら、自ら仕事を探して取り組ませてもよいかもしれません

 

⑦床拭きは競争ではない

最近の子は生活経験に乏しく、雑巾がけでの事故が全国的に多発しています

事故発生件数はネットで調べたらでてくるので参考にしてください

手を滑らせたり、頭ごっつんこさせたりと怪我のもとが沢山です

留意しておきましょう

 

⑧しゃべらない

喋るからイザコザがおこるんです

勝手にしゃべる? 普段から静かにできる技を考えておきましょう

最終手段は教師自身がキレながら黙々と掃除に取り組むことです(苦笑

 

⑨模範を見せる

先にも記述しましたが、教師自身が模範となることが大切です

あれしなさい、これしなさいと指示ばかりだすのは愚の骨頂

 

 

★まとめ

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」 とは山本五十六の言葉

まずはあなたが模範として行動することが大切です

背を見て育つというのは時代錯誤のように聞こえますが、ほとんどの子どもは、敬愛する大人の真似をしたがります

掃除ができない子どもたちだ、などと言いながら自分が掃除をせず別事をしていませんか?

 

また、掃除は子どもたちがしなくてもいいのではという論調が聞こえてくる昨今ですが、未だに掃除に取り組ませる学校は多いです

昔のように「やりましょう」の一言だけでは通じない時代がきています

なぜ掃除をするのか、哲学的なところまでいかずとも、理由づけや価値づけが教師自身にも必要です

あなた自身が、どのように掃除に取り組めば良いのか、考えていくことが肝要でしょうね