【教育】学習スタイルの選択に関するおはなし
教育系科学ジャーナルAnatomical Sciences Education
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/ase.1777
翻訳性能が高いので、コピペしてGoogle翻訳で読むと良い
ざっくり要点を書き出すと…
・個別に学習スタイルを選択し学習させた
・読んで覚える派、書いて覚える派、体験で覚える派など
・視覚、聴覚に特化した学習スタイルの分類は、やった気持ちになるだけで効果の証拠はない
・家庭学習などの意欲向上についても副次的な効果はない
という研究結果が出たとしている
この記事に関しての反証はできないが、思ったことを書いていこうと思う
①各自で選択した学習スタイルは学習効果向上につながるか、否か
個人的な見解で言えば、「勉強出来る人は出来る」という至極ありきたりな答えしか出せない
家庭学習における自発的な学びは、個人の裁量によるところが大きい
学びの意欲<それ以外のやりたいこと
という構図になると、意思の強さや思考ルーチンの改善でもしない限りそうそう学びたいという方向性には向かない
よって、学ぶ気のない人が学習スタイルを選択したところで、まず取り組まないので効果云々ではない
と考える
②では、学習スタイルの選択は意味がないのか
選択に意味があるかと聞かれれば、あると答えたい
学びの態勢に入ることができたら、あとは自分の記憶方法を見出すために学習スタイル分類は必要だと思う
但し、自分の好きなスタイルが、必ずしも自分に合った学習スタイルとはいえないだろう
③教育現場において学習スタイル概念は導入すべきか、否か
学習スタイルを選択させる必要はない
しかし教育者の立場であるならば、様々なアプローチ法を知るという点では、学習スタイルの概念を取り入れるべきだろう
特に今日における義務教育段階の学びというのは、学習指導要領改訂に伴い「主体的、対話的で深い学び」がなされるよう様々な手法を持って教育に取り組むべしとされている
学びの質を向上させるためにできることを、考えて行くことが必要である
④最後に…
普通教育に限らず、特別支援教育や日々の生活といった教育の場では、いかに「学びの意味」を伝えるかを考え続けていく必要がある
そのために、常に自分の知識や見聞をアップデートし続けて行くことが大切だろう
(という中身のない記事でした)