【陰キャ先生No.16】音楽会の指揮者と指導方法
音楽会シーズン
もうすでに終わりましたという人もいるかもしれませんが、なんとなく書き留めておこう。
★指揮者として立つ際に気をつけること
1.笑顔
大切ですね。忘れてはいけません。
指揮台に立つとつい、もっとよくできるのではと考えて指導に熱が入りがちです。
笑顔を忘れた合唱や合奏は「やらされている」感が強くなってしまうので、誰も楽しくありません。
心の余裕を持って指揮台に立ちましょう。
2.下半身
自分の指揮中の動画を撮って確認しましょう。
たまに膝でリズムをとっている人を見かけます。
何がダメなのか。
それはお客さん目線で見た時にわかります。
自分の子どもを見にきているのに、なんで先生がケツ振ってる様子を見てるんだ?
なんてことになりかねません。
また、子ども目線でも拍を取りにくいということも考えられます。
下半身はそのまま、上半身だけで指揮をしましょう。
3.指揮の振り方(初めての人、慣れていない人)
最悪2拍子ふっておけばok
触れるならその曲にあった拍子で振りましょう
間違えても大丈夫です。2拍子に切り替えて、また元の拍子に戻ればよろしい。
両手で振る?慣れてからです。
ずっと同じ速さタイミングで両手振り続けるくらいなら片手でよろしい。
あとは以下のことに気をつけておきましょう。
①左右に振るのは体の幅以内で
→拍が取りにくい
②左手で合図
→入るタイミングを図ってあげて下さい。
③手首で降らない
→拍が取れないので腕で振りましょう。
④指揮のふりおろしかた
→力は抜いてボールが弾むようにふりましょう。
→同じところを叩く様に降ろしましょう。
4.曲の解釈
国語でも似た様なことやりますよね。
歌詞や楽譜に含まれる感情を読み取ればより盛り上がりがわかりやすくなり、演奏自体の表情が見える様になります。
ここが盛り上がりのポイントだ!
ここはもう少しゆったりおだやかに!
などが自分なりに解釈できていれば指導に活かすことができます。
よくわからない?ノリでok
5.指導のコンセプトを決めておく
いわゆるスローガン的なやつ
一体何を指揮者側が求めているのかを子ども達と共有しておきましょう。
大人同士、行事の進行について情報共有をせずにうまくいくことはありません。
子ども達も同じです。
何を求めているのか、あなたがどうしたいのか
正直に伝えましょう
もちろんオブラートに包んだほうがいいこともありますが、その辺は人権感覚もってやって下さいね。
以上、音楽の専門家でもなんでもないですが、これまでわたしが教わったり実践したりしてきたことの一部をまとめてみました。
気になることがあればコメント欄にでも書いておいて下さい。
反応できたら反応します(笑)