【陰キャ先生No.12】オンライン授業実施における雑記
このコロナ禍において、オンライン授業をやった人もいるのではないだろうか。
まだやってない、実施することはないという人もいるだろうが、知識として身に着けておくと何かの足しになるかもしれないので覚書程度にのこしておくことにする。
1.配信方法の種類
配信にあたって、それぞれの配信型による特性を把握しておく必要がある。
大きく3つに分けられていると考えるのがよい。
①リアルタイム双方向性型・・・Zoom、GoogleMeet等
配信者と参加者…つまり先生と生徒が同時に会話できる方式。
複数の参加者が互いに会話できるため、素早いやり取りが可能。
ディスカッションやミーティングに向いている。
アクティブラーニングを行う上では、本形式が望ましい。
参加者側も映像や音を配信することになるため、場所や機材について考える必要がある。
またリアルタイムなので時間に縛られる。
義務教育の児童生徒が対象の場合は、時間の縛りはあまり関係ない。
②リアルタイム配信型・・・YouTubeLive等
リアルタイムという点で①と似ている。
こちらは視聴がメインとなるので、場所を選ばず参加できるという利点がある。
参加者の確認をする手間がある。
①をホストミュートしても同じようなことができる。
③オンデマンド配信型・・・YouTube等
オンデマンド=「要求に応じて」という意味
視聴したいときに、時間を選ばず参加できるスタイル。
何度も繰り返して視聴することができるのが利点。
YoutubeLive等を使用した後に、アーカイブを残すという手もある。
2.配信の構図(配信者と参加者)
配信にあたって、撮影の構図を考える必要がある。
カメラの配置、黒板(白板)がどのように映るか。
またどこまでが可読範囲か。
マイクとスピーカーの配置はハウリングしないか。
前項①の双方向型ならば、スピーカーフォンの用意も必要だ。
もしロイロノートなどのノートアプリを使うのであれば、それらは授業の視聴手段と並行して使用できるのか。
授業のテスト配信を行い、本当にリモート授業が可能かを考える必要性がある。
配信前に配線状況を図に表してみることも、やっておくとよいだろう。
3.1授業のマネジメントを見直す。
対面と配信は勝手が違う。
目の前にいない子どもを相手に授業をするというのは、慣れていない場合難しさがある。
いつも通りの授業をやっていては、参加者としては面白くない、集中できない時間になってしまう。
対面授業に自信がある中堅以上の先生こそ、見直しが必要になってくるだろう。
また、すべての授業を自分で行う必要はない。
3クラスあるなら、3人が同じ授業をする必要はない。
単元や教科で分担し、不要な残業等が発生しないようにしていくことも肝要だ。
4.また思いついたら書きます。(笑)
おわり